薄層・軽量MP緑化工法 メリット・デメリット
MPメリット @ 建物への負担の軽減:
培養土の代わりにマザーポットやマットを使い、
積載荷重を抑えた工法(湿潤時20kg〜可能)
建物にかかる負担が少ない。 →MP3ガーデン構造へ
MPメリット A 土の流出が少なく、移動が楽:
屋上・屋根・べランダ・バルコニーなどの大規模改修等による
防水工事の際やイメージチェンジしたい時の移動が可能。
また、植物の根をマットやポットで覆うので土も流出しにくく
花壇の縁取りは、簡易でもOK。 →MP2基本構造へ
MPメリットBメンテナンスの削減:
植物に必要なだけの培養土使用なので、雑草取りが激減。
又、根の更新作業や土壌改良の手間も削減。
MPメリットCデザインが自由・コストも削減:
カセット式など決まった形でなく、曲線デザインも自由にでき、
カセット代等のコストも削減できる。
MPメリットD潅水装置の合理化
水の節約等を考えた余水や雨水を
利用できる簡易潅水装置や貯水式なども利用可能。
MPデメリット @ 高さのある植物は、マザーポット代のコストがかかる:
芝などの地被植物は、ローコスト対応だが、
高さのある植物は、マザーポット代金が必要となるので、その分
コストがかさむ。ただ、その後、植物同士の根が絡まないので、
移動する際の手間は、削減でき、植物も傷めない。
MPデメリット A 根鉢の高さ調整が必要:
花壇縁取りを高くしない、イングリッシュ風植込みの場合、
高さのある植物のマザーポットが見えてしまう。
解決法:花壇の奥行き(D600 以上)をとり手前に
小さな植物を設置すれば、自然な植込みも可能。→MP施工例へ
MPデメリット B 潅水システム又は、貯水システム必須:
屋上緑化の植物は、根を張らせないのが基本。
根を乾かすことなく、必要な水分を供給する為に、
潅水装置、または貯水式構造が必要となる。(他社屋上も同じ)
(注:MP工法に置いて、潅水システム、および貯水式でない場合は、
MP工法とは、違いますので、類似工法に、ご注意ください)