■排水桝（ドレン）の設置の必要性と注意点
１．排水勾配：建物の屋根や屋上の不陸による水たまりや、屋上に降った雨が
室内に流れ込まないよう、排水を、しっかりとる必要があります。
通常【シート防水仕様1/50】【アスファルト防水仕様1/100】で概ね
水勾配が設定されています。
※建築物緑化を行う場合は、それ以上に急な勾配を確保することが望まれます。
３.排水
※お見積り時チェック事項
1：排水位置・数
２：排水勾配
３：排水パネル
4：見切材（アルミ・木
３．メンテナンス：排水溝や排水ドレンに土壌や植物の根や葉が
侵入しないような工夫も必要ですが、
それらが入ってしまった場合の定期的な掃除メンテナンスができるように、
しておく必要があります。
２．排水管径：排水は1水勾配について最低２か所のルーフドレインを設ける
ことされている。ルーフドレインの管径は、HASS-206で定められているが、
中層階屋上（図２-２-４のＢの屋根）の場合、屋上に接している壁面（図のＣ壁）
の面も考慮する
※建築物緑化を行う場合は、定められた管径よりもさらに１ランク上の管径とするか
ルーフドレインの箇所数を増やしたりするのが望ましい。
参考資料：藤田茂著「日本一くわしい 屋上・壁面緑化」
：屋上開発研究会「屋上・ベランダガーデニングべからず集」より
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